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中野クイーン・かおり女王様
2010/04/01(Thu)
1983年の5月に中野クイーンで初めて女王様のご調教をお受けしました。

その時の女王様はかおり女王様という方で、身長は170cm位、グラマーでおみ脚がすらりとして長く、とてもスタイルの良い女王様でした。お顔はほぼ丸顔で目が大きくて、明るい感じの美人でした。

さて、中野クイーンのことはずっと前から雑誌に載っていた広告や取材記事などで知っていて、「いつ行こうか、行っても女王様に気に入ってもらえるだろうか」などと何年も悩んでいました。

実は1978年頃に中野クイーンに自宅から電話をしたこともあるのですが、女性が電話に出て「はい」と言ったとたんに電話を切ってしまいました。
そんな無言電話をしてしまった後ろめたさもあって、中野クイーンに行く決心をすることはなかなか出来ませんでした。

それでも25歳になる直前に「自分がマゾなのは確実なのだから、いつまでも迷っていてはいけない。20代前半でなんとかSMクラブに行ってみるべきだ」と決心したわけです。

その日は土曜日だったのですが、4時頃まで職場にいなくてはならず、その後に近くの東京駅八重洲地下街のファーストフード店で夕食を済ませてから、地下街の公衆電話を使って中野クイーンに電話をしました。

電話に出た女性は「中野まで来て下さい。中野に着いたら南口の前に公衆電話がありますから、そこから改めてお電話下さい。」と言いました。

そのあと、東京駅から中央線に乗って、まるで初めて海外に行った時と同じような不安と期待と好奇心の入り交じった、なんとも不思議な気持ちを抱えたまま中野に向かいました。

中野駅の南口に出て、駅前に電話ボックスがあることを確認すると、いったん近くにある丸井に入って、中のトイレで用を足したり洗面台で顔を洗ったりしました。
また、持っていたティシュペーパーで履いていた靴の汚れを落としてからもう一度手を洗いました。

そして、丸井を出ると意を決して電話ボックスに入って中野クイーンに電話をしてみました。
電話に出た女性は先程の人とは別の女性だったかもしれませんが、クラブのある建物への道順を教えてくれ、その建物の1階にある日焼けサロンの横の階段を上って、ドアの横のチャイムを押して欲しいと言いました。

駅前の商店街の中にある建物はすぐに見つかったのですが、あの狭くて急な階段を登る時は、鼓動が耳に聞こえるくらい心臓がドキンドキンと鳴って、心臓マヒが起きるのではないかと思ったくらいでした。

階段を上って表札も何もない鉄のドアを見つけ、ドアの横のチャイムを鳴らしました。
2分ほど待っていると、黒のセーターに黒のホットパンツを身に付けた、ウェーブのかかった長い黒髪の女性がドアを開けて私の顔をちらりと見ると、「お入り下さい」と言って中に入れてくれました。

五月晴れの結構気温の高い日で、中は冷房がよく効いていて、そのためか女性は黒のレッグウォーマーを履いていました。

その日、受付をしてくれた女性はたぶん忍女王様だったと思うのですが、廊下との間をドアの代わりにカーテンで仕切った受付の部屋で、ソファーに座らせられた私の前に置かれた低いテーブルの向かい側の椅子に座ったその女性は、冷たいポーカーフェイスで私に「こういうお店は初めてなのか」とか「何をして欲しいのか」といった質問をしたので、私はSMクラブは初めてであること、体をぐるぐるに縛っていただいて、床の上で蹴っ飛ばして転がしていただきたいと思っていることなどをお話しました。

女性は私の目を見ず、冷たい表情を全く変えずに、心臓をドキドキさせながら緊張のためにかすれた声で私が話すことを黙って聞いていました。

そして私の名前を入会申し込み書に書かせると、その場で黒い紙切れに赤いボールペンで名前と会員番号を書いて、「これが会員証になります」と言って私に渡してくれました。

そうして受付を済ませて「女王様がいらっしゃいますのでこちらでお待ち下さい」と言い残して女性が部屋を出ていったあと、私のお相手をして下さる女王様がいらっしゃるまでは随分と不安で緊張した思いでコチコチになっていたのですが、しばらくして「こんにちわー」と挨拶されながら受付のコーナーのカーテンを開けられた女王様がとても明るい感じの美人でしたので、一気に安心した気持ちになりました。

女王様は私をルームに案内しながら「プレイ中の言葉遣いは女王様の言葉遣いがいいですか、それとも普通の言葉遣いがいいですか?」とお聞きになりました。
私が「女王様の言葉遣いでお願いします」と申し上げると女王様は笑われながら「大丈夫ですかー?」とおっしゃいました。

女王様は私をルームの中に入れると、プレイの準備をしてくるのでシャワーを浴びて待っているようにおっしゃってルームを出て行かれました。

それで、ルームの中にあるシャワーを使ってから女王様をお待ちしていると、レオタードに着替えられた女王様がルームに戻っていらっしゃり、椅子にお座りになって、女王様は「かおり女王様」とおっしゃることを教えて下さり、ご調教前のご挨拶は土下座をしながら「かおり女王様、本日はご調教よろしくお願いいたします」と言うのだと丁寧に教えて下さいました。

私が言われた通りに「かおり女王様、本日はご調教よろしくお願いいたします」と土下座して申し上げると、かおり女王様は「頭を上げなさい」とおっしゃいました。

私が上体を起こすと、かおり女王様はコンドームを私の前の床に放り投げられてペニスに付けるように言われました。

この屈辱的な儀式によって女王様と奴隷の身分の違いを思い知らせていただきました。

そのあと、かおり女王様は、もしプレイ中にどうしても耐えられないと思った時は「かおり女王様、お許し下さい」と言うようにと教えて下さってからご調教をお始めになりました。

まず、かおり女王様は私にかおり女王様が履いていらっしゃったガーターのボタンを外して、ナイロンのストッキングを丸めて降ろすようにご命じになりました。
私には女性のストッキングを脱がせたことなど1度もありませんでしたが、女王様にそんな素晴らしい体験をさせていただけるとは思ってもいませんでしたので、とても感激して震える手でかおり女王様のおみ脚のガーターのボタンを外して、ストッキングを慎重に丸めてお脱がせしました。

それからかおり女王様は持っていらしたエナメルのロングブーツを履くお手伝いを私にさせて下さいました。

そして私を四つん這いにさせると私の背中に乗られて、私にルームの中を一周するように命じられました。

そのあと、かおり女王様は私を立たせると黒の綿ロープで体を亀甲縛りにして下さり、さらに上に上げて縛られた両手首を天井の滑車から垂らされたチェーンで吊って下さり、バラ鞭で背中やお尻を打って下さいました。
そしてチェーンの長さを調整されて私の上半身を前に倒させてお尻を突き出させると、背中やお尻に蝋を垂らして下さったりしました。

ところで、プレイ中に私が両手を吊るされていると、雑誌で見たことのある花真衣女王様が道具を取りにルームに入っていらして、私はその見事な刺青を見て驚きました。

かおり女王様は私のお尻を花真衣女王様にお見せになって「色が白いでしょ?」とおっしゃると、花真衣女王様は「うわー!」と感嘆の声を上げられて、「女装させるといいかもね」と言われました。

かおり女王様はそのようにして私に基本的なSMプレイを体験させて下さり、最後に私の両手を前に下ろさせて、手首のロープは自分で歯を使って解くようにお命じになりました。

私の両手が自由になると、かおり女王様は私に、壁に貼ってある鏡の前で膝立ちになってオナニーをするように命じられました。

すぐに私が手でペニスをしごきはじめると、かおり女王様は「ほら、ほら、変態がー」とおっしゃってお笑いになりました。

また、私が逝きそうになって「女王様、粗相をしてしまいます」と訴えると、かおり女王様は「まあー、粗相をしてしまいますなんて、お前は淫らな奴隷だこと!
まだ逝っちゃ駄目よ。女王様のお許し無しに逝っちゃ駄目。女王様のご命令は絶対なのよ。
女王様がおっしゃったのならば赤いものでも黒。黒いものでも赤なのよ」と言われました。

そして、最後にかおり女王様が私に「お前は生まれついてのマゾなのよ。お前はSのご婦人に奴隷としてお仕えするために生まれてきたのよ」と洗脳するように繰り返しおっしゃって下さるのを聞きながら、私はコンドームの中に大量に射精しました。

鏡の中で膝立ちになってオナニーをしている自分の姿と、傍らに立たれて私のオナニーする姿を見守って下さっていたかおり女王様のお姿は、かおり女王様のつけられていた香水の香りの記憶や、女王様の前でオナニーをして大量に射精する快感の記憶と共に今も脳裏に焼き付いています。

長年の夢がかなってついにSMクラブの女王様のご調教を受けることが出来たという達成感と幸福感を味わった、一生涯忘れることのない瞬間でした。

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