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夕樹七瀬女王様
2010/03/07(Sun)
ストリップ劇場のSM興業を見に行った時、一度だけ裸になって舞台に上がったことがあります。裸といっても上半身だけでしたけれども。

横浜の京浜急行日の出町駅の近くに浜劇というストリップ劇場があります。
ここは12年程前までは日の出ミュージックという劇場で、その頃も時々SM興業をしていたことがあり、私も何回か訪れたことがあります。

日の出ミュージックは、たしか97年の末頃にオーナーが代わってラムールという劇場になり、内部が改装されて少し綺麗になり、入場券のもぎりをする従業員が蝶ネクタイをするようになったりして雰囲気が一新し、それまでの非常に暗い雰囲気の劇場から、明るくて入りやすい感じの劇場になりました。
踊り子さんも若くて明るい感じの人が増え、またリボン投げをしたりタンバリンを鳴らす客がいつも来るようになって、ポラロイドの時間など、そういった人たちと踊り子さんが談笑する風景も普通に見られるようになりました。

ただ、ラムールになってからはSM興業は全く行われなくなりました。
そしてその後、この劇場はまたオーナーが代わり、ロック座の系列になりましたが、しばらくの間はラムールの名前で営業していました。
ところが火事に遭って建物が少し損傷したことを機会に、入り口の前に砂利を敷いたりして居酒屋の入り口のように改装し、浜劇と名前を変えて営業するようになりました。

浜劇になってから一度SM大会が開かれて、有名なSMパフォーマーの方が三人ほど来演し、また女王様として緒方美樹女王様がいらっしゃって、観客参加の公開奴隷調教を行われる予定でしたので私も観に行きました。

日の出劇場の時代に一度、緒方美樹女王様の公開奴隷調教ショーを拝見したことがあって、その時は女王様よりも結構若い青年が1人で舞台に上がって、女王様のご調教を受けていました。
緒方美樹女王様はとても素敵な大人の女性で、私は是非また緒方美樹女王様のステージを観たかったですし、それにもしかしたら自分が奴隷として舞台に上げられてしまうのではないかと思って、ドキドキしながら浜劇に出掛けました。

ところが劇場に行ってみると、何かの都合で女王様はおいでになっておられず、普通の踊り子さんが代わりに出演されることになっていました。

他のパフォーマーの方のステージは素晴らしかったのですが、女王様の出演がなかったのでがっかりして帰ったものです。

その後は浜劇ではしばらくの間、SM興業は行われなかったのですが、2007年の初めから2年ほどの間、二代目・一条さゆりさんの率いる「美的SM」の興業が何度か行われました。
そして、私も2回だけ「美的SM」の公演を観に行く機会がありました。

最初に浜劇に美的SMを見に行ったのは、浜劇での初めての公演の時だったと思います。

その日は女王様はどなたがいらっしゃるのかわからなかったのですが、いらっしゃったのは嬉しいことに夕樹七瀬女王様でした。

女王様が登場される前にステージが暗くなり、やがてライトが客席に背を向けて立っていらっしゃる女王様の後ろ姿に光を当てます。

セパレートの白いエナメルの衣装を身に着けられて、乗馬鞭を手にされた素晴らしいプロポーションの女王様が客席の方を向かれると、その方がスナイパーEVEのグラビアなどで見たことのある夕樹七瀬女王様だということがわかりました。

七瀬女王様は思っていたより背が高くてスタイルが良く、またとても可愛い方でした。
まず、音楽に合わせて素晴らしいダンスを披露して下さり、そのあと観客の中から2人の男性が舞台に上がって七瀬女王様のご調教を受けました。

ステージの上には人を吊るしても大丈夫な金具があり、七瀬女王様は男性の1人を逆海老反りの格好で両手両足をロープで縛って吊るし、男性の上に乗って大きくブランコを漕ぐようにされて、女王様として完璧な技術をお持ちであることを示されていました。

七瀬女王様の公開奴隷調教はほのぼのとしたものでしたが、とてもお美しくて可愛い方でしたので、十分に楽しんで観ることが出来ました。

美的SMのステージではフィナーレの後に客に女王様のご聖水を飲ませて下さるサービスがありました。
出演者の方々がいったん退場されたあと、女王様やS役の出来る女性がまた戻ってきて舞台上にお並びになり、一条さゆりさんがご聖水を飲みたい客は舞台に上がってくるようにと言うのです。

希望する客は上半身裸になって舞台に上がり、ご聖水を飲ませていただきたい女性のお名前を一条さゆりさんに言って、その女王様の傍らに並んで順番を待ちます。

私は七瀬女王様の魅力に一度で虜になって、どうしても七瀬女王様のご聖水を飲ませていただきたくなり、舞台に上がる恥ずかしさなどどうでもよくなって、上半身裸になって舞台に上がり、七瀬女王様のご聖水を希望することを一条さゆりさんに告げました。

ご聖水を飲ませていただく時は、舞台に敷かれた紙タオルの上に頭を載せて横たわり、女王様が顔の上にお立ちになって、口を目掛けてご聖水を放出して下さいます。

私の番になって、七瀬女王様は私の口に期待していたよりもに多くのご聖水を放出して下さいました。
それでご聖水を全部はきちんと飲み込めずに口から少しこぼしてしまいました。
それをご覧になった七瀬女王様は、笑われながら「喉で飲むのよ!」と言って下さいました。七瀬女王様のおっしゃる通りにしてみると、確かにご聖水を味わって飲もうとするからこぼすのであって、喉に直接流れるようにしてご聖水を飲めばこぼさずに飲み干すことが出来ることがわかりました。

後日、七瀬女王様のHPから、七瀬女王様がとても可愛い女王様で、踊りが素晴らしいと思ったこと、またせっかく飲ませていただいたご聖水をこぼしてしまってお詫びしたいことなどをメッセージに書いて送信しました。
すると、嬉しいことにすぐに七瀬女王様から「お前のこと、ちゃんとおぼえているわよ。お前のメッセージを読んで噴き出しちゃったわ。確かに喉で飲みなさい、と言ったわね」などと書かれたお返事をいただきました。

七瀬女王様はお美しくて、可愛くて、とても優しくて素晴らしいお人柄の方だと思いました。

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