(以下の文章はフィクションです。)
貴子女王様がなかなか戻っていらっしゃらなくても、私は不安にはなりませんでした。
むしろ、これから貴子女王様が私にして下さるであろうことを考えると、物凄く強い性的興奮が生じて、先程の蝋燭による厳しい責めのために小さく萎縮していたペニスが、また最大限にまで激しく勃起してきました。
10分ほど経ったでしょうか、トイレのドアを開閉する音が聞こえ、ハイヒールが床を打つ足音が近付いて来ました。
そして、ルームのドアが開くと、貴子女王様が入っていらっしゃいました。そして、ビニールシートの上で土下座したままの姿勢でいる私の傍らにお立ちになりました。
「頭を上げなさい」貴子女王様のお声が聞こえました。
私が頭を上げると、貴子女王様が銀のスプーンの入ったコーヒーカップを片手にお持ちになって、私の右側に立っていらっしゃいました。
「わたし、手が塞がっているから、お前は立ち上がって、そこにある椅子をシートのすぐそばに持って来なさい」と貴子女王様はご命じになりました。
私は「はい」とご返事して立ち上がり、椅子をシートの横に運んで来ました。
すると、貴子女王様は「またシートの上で膝立ちになりなさい」とご命じになったので、私はシートの上に戻り、膝立ちになりました。
すると、貴子女王様は椅子にお座りになり、笑顔を浮かべられながらおっしゃいました。
「お前がずっと待ち望んでいたものを、今日、食べさせてやるわ。
お前がこれを食べたくて仕方がないってことは、お前のその勃起したペニスを見ればよくわかるわね。
これを全部食べたら、もうお前は人間であることにおさらば出来るのよ。
はい、あーんして」
貴子女王様はそうおっしゃると、上体を私の方にすこし傾けられて、右の手にお持ちになった銀のスプーンで、左の手にお持ちになったコーヒーカップから、茶色の物体を一さじ分おすくいになって、私の口の前に差し出されました。
貴子女王様がお持ちになった銀のスプーンにのっていた茶色の物体は、紛れもなく貴子女王様の黄金でした。
貴子女王様の黄金は、色は黄土色でもなく、焦げ茶色でもなく、ちょうど程よいブラウンで、見た目は特に水っぽい感じでもなく、また固そうな感じでもありませんでした。
また、貴子女王様の黄金には、何か私がそれを口にすることを妨げるような匂いらしい匂いもありませんでした。
貴子女王様は
「ほんとは、女王様の黄金をもっとたくさん食べさせてあげることも出来たのよ。
でも、お前が簡単に食べられそうなところだけ、わざわざ選んできてあげたのよ。
大変だったんだから。
さあ、お前の口に入れてあげるから、舌を出しなさい」
貴子女王様にご命じいただいた通り、私は舌を突き出しました。
貴子女王様は「そう。いい子ね」とおっしゃって、スプーンにのった貴子女王様の黄金を私の舌の上にこすりつけて下さいました。
まだ貴子女王様の体温が残っているのか、私の舌にのった貴子女王様の黄金は少し温かいような気がしました。
(続く)