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六本木ナインテールキャット・沙也加女王様 1.
2010/04/05(Mon)
10年程前に、六本木のSMクラブ「ナインテールキャット」の沙也加(さやか)女王様にプレイしていただいた時の記録です。

ナインテールキャットは80年代にセビアンが経営していたSMクラブですが、いったん閉店し、90年代の後半にセビアンやミストレスバーと同じ建物の中で営業を再開しました。

プレイの予約や受付はセビアンのカウンターで出来たこともありますが、私は電話で予約をした後、いつも開店前のミストレスバーで受付をしてもらっていました。
プレイ前の女王様によるカウンセリングもミストレスバーでしていただいていました。

以下の文章とこの次の記事は、10年前に書いたものを少し手直ししたものですが、基本的にはあくまで当時の私の気持ちや考え方を表現したものです。

クイーンズクラブの貴子女王様にご調教していただいた今と当時とでは、SMに対する気持ちや考え方、マゾ奴隷としての自覚などはかなり違うと思います。

でも、沙也加女王様も本当に素晴らしい方だったという気持ちは、今でも当時と全く変わりません。


           
初めてナインテールキャットに電話をした時の受付の人の応対はとても丁寧でした。
沙也加女王様とのプレイを予約し、時間より少し前に開店前のミストレスバーに行くと、バーテンダーの格好をした人が出てきて、プレイ歴や希望するプレイなどを記入するカルテを渡されましたので記入しました。

バーのソファに座ってしばらく待っていると、『家畜人』のグラビアでお召しになっていたものと同じエナメルの豹柄のドレスを身に着けられ、黒いパンプスを穿かれた沙也加女王様がゆったりとした足取りでバーに入っていらっしゃいました。
そしてこちらに近付いて来られると、私の横にゆっくりとお座りになられました。

本当に女王様オーラというか、うっとりするような雰囲気を漂わせている方で、比較的背の高い方であるということや、お化粧や香水のためもありますが、まだ20代の半ばぐらいの方なのにそばにいらっしゃるだけでM男性を完全に服従させる一種独特の力をお持ちの方でした。
そのような方がソファーですぐ隣に座わられてこちらのことをじっと見つめて下さり、話す時も「お前」と呼んで下さって奴隷として扱って下さるのですからそれだけでも立派なプレイです。

沙也加女王様が「どんな鞭をいただいたことがあるの?」とお聞きになりましたので「今まではバラ鞭と一本鞭の経験があり、一本鞭はお遊び程度でしたがバラ鞭はかなり耐えられると思います」とお答えし、また「スパンキングは大丈夫?」とお聞きになりましたので「頬をビンタしていただくのは好きです」とお答えしました。
これできっと厳しい鞭打ちやビンタがいただけると思ったのですが、いざプレイに入ると鞭打ちは全くなく、ビンタも頬に対するものではなくペニスに対するものになるという意外な展開になりました。

カウンセリングが終わると沙也加女王様は「じゃ、ついていらっしゃい」とおっしゃって、先にお立ちになって上の階にあるプレイルームに連れて行って下さいました。
階段を登る時に沙也加女王様がこちらを振り返られて「ふふふ」と笑われるのを見て、私は自分がもう完全に沙也加女王様の支配下にあるのだということを感じました。

「さあ、入って」と言われてプレイルームに入り、てっきりシャワーを浴びるように言われるのかと思いましたら、沙也加女王様は私に近付かれて、右手でワイシャツの上から私の左の乳首を指で強くつままれて「女王様の前で脱ぐのよ」とおっしゃるのです。
それで私はブレザー→ネクタイ→ワイシャツ→ソックス→スラックスの順に服を脱ぎ、最後にトランクスを脱ぎました。
それをご覧になった沙也加女王様は「お前、なに勃起しているのよ」とおっしゃって笑って下さいました。

シャワーを浴びて沙也加女王様の許に戻り、椅子にお掛けになった女王様の前で「沙也加女王様、本日はご調教よろしくお願いいたします」とご挨拶をしました。

私がご挨拶を済ませると、沙也加女王様はすぐに「お立ちなさい」とおっしゃりました。
そして麻縄で私を後ろ手に縛って下さると縄の先を天井の滑車から下がっているチェーンに付けて上半身が動かないようにして下さいました。
そしてペニスを黒い綿のロープで縛って下さって射精出来ないようにされ、また睾丸にもクリップを付けて下さいました。このクリップはヨーロッパのSM誌の写真では見たことがありましたが、実物を見るのは初めてでした。

私はすぐに蝋燭と鞭による責めが始まるのかと思っていたのですが、沙也加女王様は両手で私の肩を抱かれ、お顔を私の顔に近付けられて何をされるのかと思ったところ、「痛くするとお前にはご褒美になってしまうから」とおっしゃって、 なんと私の右の耳朶を噛んで下さったのです。
そしてさらに右足を上げられてその膝で既に激しく勃.起しているペニスの腹をぐりぐりと圧迫して下さり、そのままの姿勢で私に体重をかけられたまま数分間体を密着させたままでいて下さいました。

「奴隷は女王様との肌の接触を期待してはいけない」と思っていた私は本当に驚き、また感激しました。
また立った姿勢で拘束されたM男性のペニスをミストレスが膝を押し付けて圧迫するというのは私が少年時代から夢見ていた情景でしたので、それが今ここで実現したことには感無量でした。

もっとも女王様の側からしていただくこのような肉体と肉体の接触は、「奴隷は女王様に性欲を感じてはいけない」と考えているマゾ男性にとっては、「感じてはいけないのに感じてしまう。自分にもまだノーマルな性欲があるのかもしれない。でも今更もとには戻れないし・・・」という気持ちにさせられるので、 精神的にはかえって厳しいことなのかも知れません。

次に沙也加女王様は太くて短い赤い蝋燭を2本取り出されて、火を灯されると私の両方の肩に蝋を垂らされ、それらの蝋燭を火のついたまま肩に固定されて「動くんじゃないよ。動いたらお前が火傷するだけだからね」とおっしゃってから、ロープで結わえられたペニスへの責めを始められたのですが、それは亀頭に蝋を垂らし、手でしごき、射精しそうになるとペニスを厳しくビンタし、さらに唾を亀頭につけてしごき、射精しそうになって私が「女王様、粗相をしてしまいます」といいますとまたペニスをビンタし、蝋を垂らし、またしごき、またビンタ・・・の繰り返しで私は最後にはもう気も狂わんばかりになり、「ああー女王様、お許しください!うおー!」と泣き声のような悲鳴をあげてお許しを乞うことになり、それをご覧になった沙也加女王様も満足そうな表情を見せて下さいました。

そのような責めをお受けしたため、あとでペニスを見ましたら内出血の痕がいくつも付き、カリの後ろの部分の粘膜も少し切れていました。

それから、沙也加女王様は縄を解いて下さり、床にタオルを敷いて仰向けに寝るようにおっしゃるのでそうしますと、私の両手を上にして壁の床に近い所に付けられている手枷に固定して下さり、おみ足にキスさせて下さったり、唾を飲ませて下さったりし、それから私の体に御聖水をかけて下さりました。
沙也加女王様のおみ足は大変綺麗で清潔で、悪い匂いなど全くなかったのですが、キスさせていただく時に日本風に舌で足の指をペロペロ舐めるのではなく、ヨーロッパのSMビデオで見たようにあくまで「接吻する」という風にしたところ(私は奴隷が女王様のおみ足を舌でぺろぺろ舐めて唾液を付けていくのは見ていても綺麗ではないし、ロマンチックでないような気がして好きではないのです)、沙也加女王様は少し心外そうなご表情を見せられたので、女王様のご機嫌を損ねてしまったのではないかと心配になったのですが、沙也加女王様はすぐに「女王様の汚いアナルを舐めなさい!」とおっしゃってアナルを舌で奉仕させて下さいました。

沙也加女王様のアナルは、汚いどころか実に清潔で、むしろ自分の唾液で女王様のアナルを汚してしまっているような気がして気が引けたのですが、今度はゆっくりと舌でご奉仕させていただきました。
もし沙也加女王様がこのまま黄金を少し出して下さるならばすんなりと食べることも出来るかもしれないと思い、黄金の好きな人の気持ちがわかるような気がしました。
そして最後に顔面騎乗で女王様ご自身の手で果てさせて下さいました。

プレイの後、沙也加女王様と少しお話をさせていただいたのですが、沙也加女王様は男性を無理やり拉致して縛り、自分の好きなようにしてしまうといったことをSMの理想としてイメージしていらっしゃるようで、そのために実際に毎日運動で体を鍛えていらっしゃるということでした。

S女性が体力面でも優れていてM男性を支配するというこの沙也加女王様のSMに対するイメージも実現可能ならばとても楽しそうだと思いました。

また女王様の手で射精させて下さったのもこのような沙也加女王様のSMに対する考え方によるもので、沙也加女王様はプライベートでも一緒に暮らしている男性の射精を女王様の手でのみ行うようにされていたこともあるそうです。
「そのような男性は羨ましい」と私が言いましたら、沙也加女王様は「女王様の手でしか射精させてもらえず、また女王様が望む時には一日何回でも射精させられるわけだから結構大変なのだ」とおっしゃっていました。

SMプレイでは射精はオナニーでしなければいけないと思い込むのも確かにおかしな話で、この沙也加女王様とのプレイの後、S女性とM男性の関係では射精の仕方も、また射精の有る無し自体も全てS女性の好きなように決めれば良いのだ思うようになりました。

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